英語で話しかけられると固まってしまう。
オンライン英会話を始めようと思っても、
いざ相手が英語で話し出した瞬間、頭が真っ白になる…そんな経験、ありませんか?
何も返せない。何を言われたのかもわからない。
これは、英語初心者の方が必ずと言っていいほどぶつかる“最初の壁”です。
なぜ「固まってしまう」のか?
理由は単純で、脳が慣れていないからです。
英語を聞く → 理解する → 返す、という一連の流れは、脳にとって非常に高度な処理。
特に日本語で考えてから英語に直そうとすると、脳の中で翻訳+文法+発音を同時に処理する必要があり、パニック状態になってしまうんです。
この時あなたの脳内で起っている事とは?
この状態は、心理学者カーネマンの「システム2」による処理と一致します。
つまり、あなたの脳は今、意識的にがんばって処理している段階なのです。
これはごく自然な反応であり、むしろ「ちゃんと考えている証拠」とも言えます。
脳の仕組みと英会話の関係に興味がある方はぜひ以下の記事をお読みください。
人間の脳が持つ「2つの思考システム」と「英語」
対処法1:よく使うフレーズを“先に”用意しておく
初心者のうちは、英語をその場で考えようとしない方がラクです。
聞き返すフレーズを事前に覚えておけば、いざというときも落ち着いて対応できます。
- Sorry, can you say that again?(もう一度言ってもらえますか?)
- I’m a beginner. Please speak slowly.(初心者なので、ゆっくり話してください)
- Could you type it in the chat?(チャットに書いてもらえますか?)
この様にわからなくてもこう言えば大丈夫。というストックを持っていると、
心はだいぶ楽になります。楽になるということは、
それだけ余裕を持って英語に構える事が出来る。ということです。
因みに私は
- Please speak to me like I’m a child. (私が子供だと思って話してください。)
というチートワードを持っていました。
難しい単語を使ったスタイリッシュな英語は分解され、
簡単な単語だけを使ったかっこわるい英語に言い換えて貰えます。笑
まだ学んでいる途中なんだからカッコ悪くて当然なんです。
チートワードって?
チートというのはズルという事。
せっかくネイティブがスタイリッシュに話した英語を、幼稚でカッコ悪い英語にいい直してもらえる
自分だけのズルい英語を持っていたのでチートワードを持っていた。
ということです。
対処法2:「聞き返し」は恥ずかしいことじゃない
英語圏では「聞き返す」ことはとても普通のこと。
ネイティブ同士でも “Sorry?” “What was that?” は頻繁に使われます。
オンライン英会話の講師は、聞き返されることに慣れているので、遠慮せずにどんどん聞いてOKです。
私も講師がうんざりするくらい聞き返してました。
対処法3:3回くらいフリーズするのが“初期の普通”
最初は絶対に固まります。沈黙します。何も言えない時間が流れます。
でも、それを何度か繰り返すと脳が慣れてくるんです。
英会話の最初の3回は「言えない体験」をしに行くくらいの気持ちで十分。
それだけでも確実に次がラクになるんです。
実体験:私も最初は“Sorry?”しか言えませんでした
DMM英会話を始めたころ、私も毎回フリーズしてました。
講師が話し始めた瞬間に頭が止まって、やっべえわかんねぇ…???
単語単語はわかっても、結局なんて言っているのかわからず
ただうなずいて、Oh…Yeah…なんて発言だけしか出来ず終了…そんな日もありました。
でも3回目くらいから、「またこの質問だな」と気づくようになり、
5回目くらいには自然と “good and you?” と答えていた自分がいました。
あのとき、勇気を出して続けて良かったと今でも思います。
まとめ:「フリーズする自分」を受け入れてOK
英語が話せないのは「能力」ではなく「脳の回路」がまだ慣れていないだけ。
フリーズするのも、聞き返すのも、全部“学びの過程”です。
まずは1回、英語を話す環境に飛び込んでみてください。
最初の一言が出せたら、もう大きな一歩です。
もしも今すぐ大きな一歩を踏み出すなら、無料体験をやってみましょう!