コンビニで実際によく聞く英語表現

コンビニで使えるリアル英会話|Real English for Japanese

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今回のテーマ:コンビニで実際によく使われる英語表現

海外のコンビニなどで、ただ飲み物を買うだけでもちょっとした会話をする機会は多い。
簡単な事でも実際は、教科書やTOEICでは出てこない、自然な言い回しや崩れた発音に戸惑ってしまうことも。

このページでは、コンビニでのリアルなやりとりを通して、実際によく使われる英語表現や反応の仕方を学んでいきます。

吹き出し形式で会話を再現しながら、すべての英語に日本語訳と簡単な解説つきでわかりやすくお届けします。

それではさっそく、レジでのやりとりから始めましょう!

シーン1:レジでの最初のやり取り

store staff
Hey, how’s it goin’?
(やあ、元気?)
Fojo
Good, thanks.
(元気です、ありがとう)
解説:「How’s it going?」って?

「How are you?」よりカジュアルなあいさつで、「調子どう?」という意味。
発音は「ハウズィゴイン?」のように繋がって聞こえます。


シーン2:会計と支払い方法の確認

store staff
That’ll be eight fifty.
(8ドル50セントになります)
解説:「That’ll be〜」は何の略?

「That will be」の省略で「〜になります」の意味。
発音は「ダロビー」のように早く崩れて聞こえることが多いです。

Fojo
Can I pay by card?
(カードで払えますか?)
store staff
Sure. Go ahead and tap whenever you’re ready.
(もちろん。準備できたらタップしてください)
解説:「tap」って何?

「tap」はタッチ決済(非接触型)のこと。
「Go ahead and tap」で「どうぞタップしてください」という自然な案内になります。

Fojo
Okay, done. Thanks.
(はい、終わりました。ありがとう)
store staff
You’re all set.
(これですべて完了です。)
解説:「You’re all set」って?

「すべてOK」「お会計完了です」という意味。カジュアルでよく使われます。


シーン3:袋が必要かどうか

store staff
You want a bag?
(袋いりますか?)
解説:文法的には省略形

「Do you want a bag?」を省略した口語表現。「ワナバッグ?」のように聞こえることも。

Fojo
No, I’m good.
(いえ、大丈夫です)
解説:「I’m good」=いりません、の意味

カジュアルな断り表現。「I’m fine」や「No thanks」と同じニュアンスです。


シーン4:お釣りと別れのあいさつ

store staff
Out of ten? Here’s your change — one fifty.
(10ドルからですね。お釣りは1ドル50セントです)
解説:「Out of ten?」「change」って?

「Out of ten?」=「10ドルからですね?」の確認表現。
「Here’s your change」=「お釣りはこちらです」もレジで定番のフレーズです。

Fojo
Thanks!
(ありがとう)
store staff
Have a good one!
(良い一日を!)
解説:「Have a good one」って何?

「Have a good one」は「良い一日を」の意味で、”day” や “afternoon” を省略した表現です。
日本語でいう「おつかれさま」的な軽い別れの挨拶にも近いです。

Fojo
You too!
(あなたも!)

【実体験】基地内コンビニでの出来事

私が勤務する米軍基地内のコンビニで、ちょっとしたトラブルがありました。

いつものようにセルフレジに向かうと、店員さんに呼び止められました。

store staff
Sorry, self-checkout’s not working today. Please use the regular register.
(すみません、今日はセルフレジが使えません。有人レジをご利用ください)
解説:「self-checkout」=セルフレジ

「self-checkout」=「セルフレジ」、「not working」=「使えない・故障している」の意味です。

言われた通り有人レジに向かうと、こんなことを言われました:

store staff
Just so you know, our system’s down. Cards and even phones aren’t working today. It’s cash only, sorry!
(念のためお伝えしますが、システムが落ちていて、カードも(お店の)電話も使えません。現金のみです、すみません)
解説:「Just so you know」は前置きフレーズ

「念のために」「一応お伝えしておきますが」という意味で、相手にやさしく注意を促すときに使います。

Fojo
Oh, I see. I’ve got some cash, so I’m good. Thanks.
(なるほど。現金持ってるので大丈夫です。ありがとう)
解説:「I’ve got some cash」=「現金あります」

「I have cash」より自然な言い方。
「I’m good」は「大丈夫」の意味で、ここでも安心させる表現として使えます。

たまたま現金を持っていたので、なんとか無事に買い物できました。

こうしたトラブル時の表現や省略された英語に慣れておくと、現場でも落ち着いて対応できます。


まとめ:自然な会話には“崩れた英語”の理解が必要

教科書通りではない表現や、省略された言い方、早口のやりとり――
こうしたリアルな会話に対応するには、実際の場面を知っておくことが一番です。

このサイトでは、TOEICなどのスコア重視ではなく、「本当に話せる英語」を身につけるための方法やフレーズを紹介しています。

ぜひ他の記事もチェックして、日常英会話に強くなっていきましょう。

この記事を書いた人

Fojoのアバター Fojo エンジニア

「Fojo」はメキシコの言葉で“怠け者”。
その名に恥じずゆるく生きてますが、
英語はしぶとく身につけました。
在日米軍基地勤務で得たリアル英語を、
"テストの点数"より“通じる英語”として楽しくお届け中。

怠け者でも、英語は話せる。

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