コネクテッド・イングリッシュとは?ネイティブが英語を”つなげて話す”理由と5つの音変化

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コネクテッド・イングリッシュとは?ネイティブが英語を”つなげて話す”理由と5つの音変化

英語のリスニングで、こんな経験はありませんか?

  • 単語は知っているのに、会話になると聞き取れない
  • TOEICでは高得点でも、ネイティブの会話はスピードが速くてついていけない
  • 教科書で習ったフレーズと、実際の会話の音がまるで違う

その原因のひとつが、コネクテッド・イングリッシュ(Connected Speech)です。

アメリカでも言語学・英語教育の分野では “Connected Speech” と呼ばれますが、一般の人はこんなふうに表現します:

ネイティブがよく使う言い方

「blended speech」(つながった話し方)

「fast speech」(速くて崩れた話し方)

「the way we actually talk」(実際の話し方)

「natural speech patterns」(自然な話し方のパターン)

Fojo
日本語では“コネクテッド・イングリッシュ”と呼ばれる現象となります。

🔍 コネクテッド・イングリッシュとは?

ネイティブの英語では、単語と単語の間の音がなめらかにつながったり、音が消えたり、変化したりします。

これは「発音を楽にするため」に自然に起きるもので、日本語でも同じようなことが起きています。

例えば:

  • 「しているの?」→「してんの?」
  • 「わかっているよ」→「わかってるよ」

英語でも同じように、単語同士がくっついたり、音が崩れたりすることで、私たちが教科書で習った”きれいな英語”とは全く違う音に聞こえてしまうんです。

コネクテッド・イングリッシュの5つの代表パターン

1. Linking(音の連結)

単語の最後の音と、次の単語の最初の音がつながって聞こえる現象です。

例:

  • go on → go‿on(ゴーワンのように聞こえる)
  • turn off → tur‿noff

これは、子音 + 母音のつながりでよく起きます。

2. Elision(音の脱落)

発音しにくい音が消える(省略される)現象です。

例:

  • next day → nex day(”t” の音が脱落)
  • friends → frens(d の音が落ちることがある)

早口になると、特にこのパターンはよく起きます。

3. Assimilation(音の同化)

ある音が、隣の音に影響されて変化する現象です。

例:

  • don’t you → doncha(ドンチャ)
  • good boy → goob boy(グッボーイ)

これはネイティブの会話で非常によく使われます。

4. Intrusion(音の挿入)

本来はない音が、“つなぎ”として入り込む現象です。

例:

  • I am → I‿yam(/j/ の音が入る)
  • do it → do‿wit(/w/ の音が入る)

違う母音同士がつながるとき、自然と滑らかに話すためにこの現象が起きます。

5. Flapping / Glottal Stop(Tの変化)

「t」の音が変化したり、消えたりする発音の変化です。

例:

  • water(米国)→ ワダー
  • football(英国)→ フッボー

これはアメリカ英語とイギリス英語で特徴が異なります。

なぜ、こうした変化が起きるの?

ネイティブが英語を話すとき、単語と単語がくっついたり、音が変わったり、消えたりするのには主に3つの理由があります。

1つ目は、「楽に話すため」です。

英語の単語をひとつひとつ区切って話すよりも、つなげて話したほうがスムーズでスピードも出ます。例えば「go on」を「ゴーオン」って言うより「ゴーワン」ってつなげたほうが楽なんですよね。これは日本語でも「しているの?」が「してんの?」になるのと同じです。

2つ目は、英語のリズムを保つためです。

英語って、「強い音」と「弱い音」のリズムが大事な言語なんです。そのリズムに合わせて話すために、発音しにくい音を飛ばしたり、間を埋めるために音を入れたりします。日本語にはないリズムなので、初めて聞くと「えっ?」ってなるんですよね。

3つ目は、ネイティブは無意識にやってる、ということ。

私たちが「それめっちゃやばいね!」それ”は”がなかったり、「助かる!」私は助かった。とか無意識に話しているのと同じ様にネイティブも自然に、反射的にしゃべってるだけなんです。だから音がつながったり、変わったりするのも“クセ”みたいなもの。本人たちは気づいてないんです。

だから、私たちが「聞き取れない…」って感じるとき、実は知らない単語を話されているわけじゃなくて、「知ってる単語の音が変わってるだけ」ってことがすごく多いんです。

まとめ:聞き取れるようになる第一歩は「変化のパターンを知ること」

コネクテッド・イングリッシュは難しそうに見えますが、パターンは限られていて、練習すれば必ず慣れます。

このシリーズでは、これらの音変化を1つずつ、実例を交えて詳しく紹介していきます。

次回は「Linking(音の連結)」について、ネイティブがどのようにつないで話しているのかを見ていきましょう!

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この記事を書いた人

Fojoのアバター Fojo エンジニア

「Fojo」はメキシコの言葉で“怠け者”。
その名に恥じずゆるく生きてますが、
英語はしぶとく身につけました。
在日米軍基地勤務で得たリアル英語を、
"テストの点数"より“通じる英語”として楽しくお届け中。

怠け者でも、英語は話せる。

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